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ファイル分類の一つ
について見てみることにします。データファイルは又、互換性と言う問題と絡みます。
プログラムファイルは、その名の通りプログラムを記述したファイルです。
WindowsやMac-OS等のオペレーティングシステム、或いはEXCELやIllustrator等のアプリケーションも、実は全てファイル、或いはファイルの集まりです。
一度Windowsフォルダを開いてみて下さい。

私の、「Windows フォルダ」の、ほんの極く一部です。この様に、膨大な数のファイルが連携してパソコンを動かしています。
パソコンでは、ソフトも全てファイルとして扱われているのです。
プログラムファイルは拡張子が、.exeやcomとなっています。
拡張子の件に付いては後述します。
アプリケーションソフトによって作成されたデータを記録したファイルです。
言い換えれば、私達がパソコンを使う目的は、この「データファイル」を作り、それを活用・展開することだ、と言っても良いでしょう。
パソコンや、OS、アプリケーションは、そのための手段・用具です。
ところで、この「プログラムファイル」と「データファイル」。どちらが大切でしょう。それは「データファイル」です(場合にもよりますけどね)。
プログラムファイルは、仮に損傷したり消去されても、通常(特別なものを除き)はCD-ROMや最近ではDVD-ROMから復旧できます。最悪でも買い直せば手に入ります。
しかし「データファイル」は貴方だけのものです。バックアップを取っていない限り、一旦破損したら金輪際復旧は出来ません。
その点で、2つのことを指摘しておきたいと思います。
データのバックアップ
重要なデータファイルは、必ず「外部記憶媒体」にバックアップを取っておく。
「システム→ハードディスク」の項でも述べましたが、ハードディスクはいつか必ず故障します。重要なデータは、CD-RWやMO等、外部の媒体にバックアップを取っておくことが必要です。
ノートパソコンの管理
持ち運びの出来るノートパソコンのシェアが伸びています。
システムの小型・高性能化に伴い、その傾向は今後ますます顕著になるでしょう。
その際このノーたパソコンの携帯には、くれぐれも注意を要します。
今、パソコンのハードディスク容量は半端じゃ有りません。ノートパソコンでも、広辞苑数千冊分位の容量を持っています。そしてこの中に、個人的データや或いは会社のデータ等、結構無造作に放り込んで有ります。紙の上のデータの様に、直接眼に見えないので比較的無神経になってしまうのです。
ノートパソコンを持ち歩いていて、それを若し紛失した場合、深刻なのはパソコンの紛失そのものではなく、その中のデータの紛失です。或いはそれが漏洩し他人に悪用されることです。
酒に酔って、度々電車に忘れ物をする人、或いは電車を乗り過ごしてしまう人、ノートパソコンの持ち歩きにはくれぐれも注意しましょう。って、アッ、俺のことだ。
データファイルは、「互換性」と言う点で二つに分けられます。
作成したアプリケーションだけでしか扱えない(開けない)データファイル。
他のアプリケーションを通して、共通に扱えるデータファイル。
データファイルは、全てアプリケーションによって作成され、そのアプリ独自の規則で記述されているので、基本的にはそのアプリケーションでしか開き、扱うことが出来ません。
つまり他のアプリケーションとの間には互換性が無い、と言うことになります。
しかし、厳密にそのアプリだけでしか扱えないファイルと言うのは、実は少ないかも知れません。
有るアプリケーションで作成し、そのアプリケーション独自の形式で保存したファイルを、「ネイティブな」ファイルと言います。ネイティブとは「母国語の」と言った意味です。
本来ネイティブファイルは、それを作成したアプリだけでしか扱えないファイル形式と言うことですが、これさえも違うアプリ間で、有る程度の互換性を持つことが多い。
例えばMS-ワードで作成したデータファイルを、一太郎で開くことが出来ます。
或いは、FreeHandで作成した画像ファイルをIllustratorで開くことが出来ます。
読み込む側のアプリケーションで、作成側のファイル形式をサポートしており、読み込み側の機能に変換することによって互換性を保障している訳です。勿論その場合、片方のアプリにしか無い独自の機能、従って変換機能の無い部分は蹴られてしまいます。
或いはその違いが大きい場合、ファイル自体を開くことが出来ない、と言うことも当然有り得ます。
この事情は、違うアプリ間だけでなく、同じアプリケーションでもバージョンの違いで起こります。 例えば、ECXEL2002では「シート名」にカラー設定が出来ますが、このファイルを、下位のバージョンで開いた場合、この機能は無視されます。
作成したアプリケーションのネイティブとして保存せず、最初から他のアプリケーションで活用することを念頭に置いて、それに合わせたファイル形式で保存することが有ります。
例えば、画像作成ソフトのIllustratorは、当然Illustrator形式(.ai)と言うネイティブ形式を持ちますが、 その他にも、eps形式を始めとしてたくさんのファイル形式で書き出すことが出来ます(下図参照)。

これらの各種画像ファイル形式は、それぞれ目的に応じ、様々なアプリケーションで開くことが出来、活用されます。例えば、JPEGやGIF形式はWeb表示用画像として幅広く使われています。
又、今のアプリケーションの多くは、書き出しだけでなく、「読み込み」にも幅広く対応しており、一旦読み込んだファイルを、別のファイル形式で書き出す、つまり「ファイルコンバーター」の機能を果たすことが出来ます。
このことは、画像作成アプリケーションだけでなく、ワープロや表計算ソフトでも事情は同じです。
最も 互換性の高いファイル形式は「テキストファイル」です。
テキストファイルは最も汎用性の高い、互換性の高いデータ形式です。その辺の事情は「ファイルの種類→テキストファイル」も参照
テキストファイルは、文字(文字コード)と改行、タブ記号など、文章を表記、読むための最小限の情報だけが記載されています。
ワープロ文書は、フォント、文字カラー、文字サイズ、罫線など様々な属性が含まれており、テキストファイルでは有りません。
テキストファイルは、そういった修飾的な機能を基本的に含みません。
しかしそれだからこそ、異なるアプリケーション間で、広く共通に扱うことが出来、又アプリ間だけでなく、WinとMac等異なるプラットフォーム間でも共通に扱うことが出来ます。
又余計な機能が無いと言うことで、ファイルサイズも極めて小さくて、軽い、と言うメリットも有ります。
この特徴を生かして、電子メールのように不特定多数の環境を対象にした場合でも、特に問題なく、そしてサイズも軽く扱うことが出来ます。
又異なるアプリケーションで作成した文書データでも、一旦テキスト形式に落とす(コンバートする)ことによって、最低限書いて有る内容だけは伝えることができます。
そして一旦テキストファイルとして取り込んでから、そのアプリケーションでの機能を付加し、修飾・体裁を整えることが出来ます。
ピュアなテキスト情報だけでなく、文字フォントや文字サイズなど、文字属性を含む文書情報を記述するためのファイルフォーマットを「リッチテキスト」と言います。Microsoftがフォーマットを規定し、公開しています。RTFフォーマットとも呼ばれる。
これも ピュアなテキスト情報だけでなく、アプリケーション独自の機能も、テキストファイルに含めて記述したファイル形式です。
例えば、カンマ(,)等を利用して、表計算ソフトのセル情報を記述する場合などがあります。
これを利用して、例えば葉書宛名ソフトの住所録データとECXELのデータベース機能の互換が出来ます。
このファイルの互換性を利用してのデータ交換など、ファイルの操作はパソコン操作の基本とも言えるものです。
この辺を含め、次の項から「ファイル操作」について述べて見ます。