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コンピュータってなんなんだ、
…と言うことから考えて見ましょう。
「そんなこと、判りきったことじゃないか」と仰る貴方、例えば同じ電気製品のTVや洗濯機、或いは自動車、又は、スリコギや耳掻きと比べ、なにが違ってどこがどうだから「コンピュータ」なんでしょう。その辺を考えて見ましょう。
私的結論から言うと
一言で言えば、「人間の脳の代用、知的活動の代用をする道具」と言えます。
コンピュータが人間の脳、知的活動の代用としての道具である以上、そのシステム構成も実際の脳の機能、知的活動をシミュレートしています。
具体的には次の様な構成になっています。
入力装置(input device)
人間で言えば、眼や耳など感覚器官に当たります。
コンピュータでは、キーボード、マウス、ペンタブレット、或いはイメージスキャナ、ディジタルカメラ等
制御装置(control unit)
人間に於ける脳
コンピュータでは、CPUの一部機能とマザーボード
演算装置(arithmetic and logic unit)
人間に於ける脳
コンピュータでは、CPU
記憶装置(storage unit)
人間に於ける脳
コンピュータでは、メインメモリ、キャッシュメモリ、CPU内のレジスタ
出力装置(output device)
人間では手、足、口、表情等
コンピュータでは、ディスプレー、プリンタ、スピーカー、ペンプロッタ等
コンピュータ本体を中心に考え、その外部装置をdevice、本体内部の機能をunitとして分類しています。
1と5がdevice、他がunitとなっています。
パソコンが「単純」等と書くと意外な顔をされるかも知れません。
でも実はパソコンの構成は比較的単純なのです。
確かに、個々のCPU、メモリ、ハードディスク等の内部に立ち入って見れば、これはもう全く手の付けられない超精密な世界で、我々からすればブラックボックスです。
例えば今のCPUは、僅か数ミリ角のコアダイ上に、数百万から1千万個以上のトランジスタが集積され、それが配線されているのです。メモリにしても同じようなものです。
しかしこれらは「出来上がった形」で我々に提供されます。それを配置するマザーボードも出来上がった形で提供されます。内部構造が分からなくても、それを組み立てればパソコンが出来上がる、と言う訳です。
今のオジサン達が若かった頃、お小遣いでトランジスタそのものを買い、それをはんだ付けしながら「鉱石ラジオ」を作ったのとは、少し性格が違います。って、同じようなもんか。
そう言うことで、思ったほど難しくは無いのです。恐れをなすことなく、踏み込んで見ましょう。
という事で、ここではCPUやメモリの中に立ち入ってどうこう、と言うことはしません。と言うよりそんなことは私には出来ません。
始めてパソコンに接する人がパソコンのカタログを見たとき、少なくともその内容が理解出来る位にはなろう、と言うことを目指そうと思います。
パソコン等に付いての「性能」をスペックと言います。
カタログを見るとき、「CPU」、「メインメモリ」、「ハードディスク」をパソコンの三点セット等と言うことが有ります
なお、パソコンを考える上で本来「マザーボード」は欠かせません。
マザーボードは、CPU、メモリ、或いは各種スロット等を配置し、それら全てを、バスでつなぎ、或いは配線し、チップセット等により制御している、文字通り「母板」です。人間で言えば中枢神経系に当たります。
只マザーボードは初心者にとって、余り意識する必要は無いと思います。と言うより、少し専門的になって理解が難しい。私も知識は有りません。
自作する場合には、その選択がパソコン全体の機能や性格を決める、極めて重要な要素になるのでしょうが、普通の人が完成品を購入する場合、マザーボードの何たるか、は取り合えず意識する必要は無いでしょう。
しかし、マザーボード全体の知識が無くても、パソコンの機能拡張と言う点で 、次のことは事前に確認する必要が有るかも知れません。
これらの要素はマザーボードによって制約されているからです。
という事で、ここではマザーボードには触れません。
以下、ページを改め具体的に見て行きたいと思います。